「食のしあわせプロジェクト」とは?

めざせ地産地消100% こどもたちの給食にご支援を!

「食のしあわせプロジェクト」は瀬戸内市の豊かな地場産物を活かし、「食の大切さ」を起点に「給食への地場産物の活用」を展開しています。この取組を進めることで、こどもたちや保護者への食育を通じた地域への関心の高まりや、農業の活性化、地域経済の循環などさまざまな波及効果が期待されます。

市内では「こどもたちに自分たちが作った野菜を食べてもらいたい」という熱い思いを持った農業者が中心となり、給食へ地場産物を提供する取組が行われています。

こどもたちの給食に使用される野菜のうち、年間の取扱数量(重量ベース)に占める瀬戸内市産の割合は、令和3年度の6.1%から令和7年3月末現在では23.2%まで増加しましたが、地場産物の利用量及び利用率は依然として低い状況です。
当市では「給食地産地消100%」を目指し、この取組を推進しています。この実現のため皆様からのご支援をよろしくお願いします。

農業を取り巻く現状

瀬戸内市の農家経営体数は、平成17年から令和2年の間に約半数に激減しました。また、農業産出額は平成17年の55億円から令和2年には39億円へと減少しています。
一方、市内の遊休農地は令和2年度の30ヘクタールから令和6年度には56ヘクタールに増加しており、今後も高齢化などによる担い手不足の影響で遊休農地のさらなる増加が懸念されます。
新規生産者の参入と、品質・出荷量を維持して産地を存続することが大きな課題であり、今後さらに、耕作放棄地を解消して担い手への農地集積を進め、これを支援する体制を整えることが求められます。また、環境保全型農業の普及を推進し、持続可能かつ付加価値の高い生産を目指す必要があります。

給食で食の基礎を育む大切さ

給食は年間約200食程度を提供することで、こどもたちの食生活に大きな影響を与えています。また、それは大人になった後の食習慣にも深く関わると考えられます。
給食がこどもたちの元に届くまでには、食材の生産者、運搬業者、調理や加工を担当する人々など、多くの方々の手間と努力がかかっています。給食に地場産の食材を使用し、その背景にある作り手の思いや苦労を伝え、顔の見える関係を築くことで、こどもたちは地域からの愛情を感じ取ることができます。また、旬の食材や行事食を通じて、地域の自然や文化に興味を持つこどもたちも出てくるでしょう。
さらに、自分自身が食べているものや食事に関心を持つことで、「おいしく楽しく食べることは嬉しく楽しいこと」、「自分の体は自分が食べたものでできている」という感覚を養い、命の大切さや食への感謝の気持ちを育むことができます。このような感覚を育むことで、生涯にわたる健やかな生活の基礎が培われ、次世代にもその重要性を伝えることができると考えられます。

プロジェクトの目的

地域の生産者が生産した地場産物を学校や園の給食に積極的に活用することで、地域の「食」をこどもたちへつなぎ、豊かな食の経験を提供し、健やかな成長を支援します。また、農業や漁業の活性化、地域経済の循環を目指します。

【プロジェクトのねらい】

① 食育の推進
地場産物を給食の食材として活用し、こどもたちや保護者が食材や生産者の思いに触れることで、食への興味や感謝の気持ちを育みます。その結果、地域とのつながりや郷土愛を深めます。


② 生産者の支援
地場産物を生産者から適正価格で買い上げることで、生産者の所得向上と経営の安定を支援します。また、出荷量の増加や協力農業者の拡大を促進し、遊休農地の解消につなげます。


③ 持続可能な農業の推進
化学肥料や化学農薬の使用量を低減した環境にやさしい栽培技術の検討・実証・普及を進めることで、生産力の向上と持続性の両立を実現します。


④ こども食堂の支援
地域のこども食堂を支援し、食を通じたこどもたちの居場所づくりを推進するとともに、心身の健康増進に寄与します。




これまでの取組

  • 【食育の推進】
    こどもたちが生産者や地域の方とともに農業体験を行ったり、生産者が学校や園を訪問し、出前授業を通じて交流したりすることで、生産者の思いや地元の農業、食への関心を高めています。また、こどもたちや保護者に地産地消の良さを伝えるとともに、給食には生産・運搬・調理などさまざまな人々が関わっていること等を伝えることで、食に関する視野を広げ、感謝の気持ちを育んでいます。
  • 【生産者の支援】
    市内には、保育園・こども園が公立・私立合わせて11園、幼稚園が4園、小学校が9校、中学校が3校設あり、毎日約3,900人が給食を食べています。この給食は、日々の健康を支える重要な食事であると同時に、地域農業の振興や地元生産者の支援にも深く関連しています。
    「食のしあわせプロジェクト」では、市が地場産物を適正な価格で買い上げ、それを保育園・こども園、幼稚園、小中学校の給食に使用しています。また、これまで生産者が負担していた受発注調整・運搬にかかる経費を、給食への納入量に応じて市が負担しています。この仕組みにより、生産者の経営を支え、給食に野菜を納入する生産者が少しずつ増加しています。
  • 【持続可能な農業の推進】
    化学農薬や化学肥料の使用量を低減する栽培技術の現地研修会や、環境負荷を低減した農業と地産地消を目指す農業者育成セミナーを開催し、持続可能な農業を推進しています。
    また、環境に配慮した栽培の実証試験を実施し、有効な技術を地域に広めています。
    現在、給食に野菜を納入している32人の生産者のうち、化学肥料や化学農薬の使用量を一般的な基準の5割以下に抑えて栽培した農産物を給食に納入する生産者が以前は2人でしたが、現在は8人に増加しました。
  • 【こども食堂の支援】
    現代では、食に関する価値観やライフスタイルの多様化が進む中、こどもが一人で食事をする「孤食」やこども同士で食事をする「子食」が増えています。これは成長期のこどもたちにとって、孤独感や栄養面において大きな問題となっています。また、家庭環境の違いにより、食の格差が生じている現状も見逃せません。
    こうした社会背景を受けて、地域全体でこどもたちを支援する取り組みが求められています。
    「食のしあわせプロジェクト」では、地域におけるこども食堂の立ち上げ支援や活動継続のための助成を行い、新規に6団体が活動を開始しました。さらに、新たな担い手を育成するための研修会も開催しています。

寄附金の使い道

皆様からの寄附金は次の取組にかかる費用、経費に活用させていただきます。

①こどもたちや保護者への食育の推進
②こどもたちの給食における地産地消の推進
③化学肥料・化学農薬の使用量低減など持続可能な農業の推進
④こども食堂の支援

目標金額を達成した(超えた)場合も、達成しなかった場合も、皆様から寄せられた貴重な寄附金は当プロジェクトへ活用させていただきます。

自治体から(市長 黒石健太郎からのメッセージ)

市長 黒石健太郎

瀬戸内市では「晴れの国おかやま」の豊かな自然環境を活かし、「食」を通じた地域活性化に取り組んでおります。温暖な気候のもと、農業や漁業が盛んなこの地で、こどもたちの健やかな成長を願いつつ、地産地消を推進する「食のしあわせプロジェクト」を3年前に開始しました。このプロジェクトは地場産物をこどもたちの給食に提供することで、地域内での食材の循環を実現し、食育活動を通じて地元に根差した「食」の価値を伝える重要な取り組みです。

これまでの活動において、地域のこどもたちが地元の食材に触れる機会が増え、生産者や栄養士との交流が深まり、「こども食堂」の設立も進んでおります。こうした取り組みを通じ、こどもたちを中心に地域の絆がより強く結ばれていることを大変意義深く感じております。

本事業の趣旨にご賛同いただき、引き続き地域の未来を担うこどもたちの健やかな成長を共に支えていただければ幸いです。皆様のお力添えをいただけますことを心よりお願い申し上げます。

プロジェクトを応援することで、瀬戸内市の特産品がもらえます!

本プロジェクトは「ふるさと納税制度」を利用して寄附を募っています。
ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄附することで、税金の控除を受けられる制度です。
多くの自治体で地元の特産品や宿泊券などの「お礼の品」を用意しており、
また地域を応援する手段としても人気を集めています。
瀬戸内市出身の方、瀬戸内市を応援したいと思っておられる方、
市外在住、市内在住にかかわらず、どなたでもご寄附いただけます。
瀬戸内市の目指すまちづくりに、ぜひ寄附をお願いいたします。
※ふるさと納税の返礼品を受け取れるのは市外在住者のみになります。

返礼品一覧を見る

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